未診断疾患イニシアチブIRUD「アイラッド」
未診断疾患イニシアチブ
診断のつかない患者さんとそのご家族のために
「原因不明で治療の進まない患者さんをゲノムで救う」を願い、遺伝子解析等により病気の原因を解明し、治療に役立てるプロジェクト「未診断疾患イニシアチブ IRUD」がはじまりました。IRUDは、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 (AMED) の主導により、日本全国の診断がつかずに悩んでいる患者さん(未診断疾患患者)に対して、遺伝子を幅広く調べ、その結果を症状と照らし合わせることで、患者さんの少ない難病や、これまでに知られていない新しい疾患を診断しようとしています。 琉球大学病院はIRUD拠点病院として、この研究プロジェクトに参加しています。また、沖縄県において本院は、IRUDの関係する病院と協力し沖縄IRUD診断委員会を発足(平成27年11月)し、定期的な未診断患者さんの検討会を行っております。
IRUDでは、小児・成人それぞれの患者さんに対して遺伝学的解析結果等を含めた総合的な診断を提供する体制の構築を目指しています。IRUDプロジェクトの取り組みにご理解およびご協力のほど宜しくお願い致します。