琉球大学医学部附属病院は、文部科学省大学改革推進等補助金「医学部・大学病院の教育・研究活性化及び地域・へき地医療支援人材の確保」事業*1に採択され、平成２４年５月１日から平成２５年３月３１日まで、若手医師を雇用し、沖縄県北部地域へ派遣することで、地域医療支援を行いました。

１．第一内科　特命助教　仲村 秀太　医師（派遣先：もとぶ野毛病院）
北部地域において医療の質を さらに高めるために必要とされる画像診断についての知見を、地域住民の高齢化に伴い慢性疾患を有する患者を多数抱える一方で医師不足に陥っている沖縄本島北部医療圏において、呼吸器および感染症専門医として北部地域基幹病院である もとぶ野毛病院 で内科診療を行った。　本学附属病院ではHIV/AIDS感染症診療および臨床研究に従事した。
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２．整形外科　特命助教　仲宗根 哲　医師（派遣先：北部地区医師会病院）

• ①股関節疾患に対する3次元的な骨形態の解析や術後の3次元的な評価方法の取得
• ②股関節に対する動態解析を行い、股関節の可動域や股関節疾患を有する患者の動作を評価および解析
• ③地域住民の高齢化に伴い慢性関節疾患を有する患者を抱える一方で、医師不足に陥っている北部地域の医療圏において、整形外科専門医として北部地域基幹病院である 北部地区医師会病院 にて整形外科専門診療を行った。

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３．放射線科　特命助教　佐久川 貴行　医師（派遣先：県立北部病院）
北部地域において医療の質を さらに高めるために必要とされる画像診断についての知見を、放射線科医として専門的見地から提供するとともに、県立北部病院と大学病院との連携強化を行った。
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